カメラで動画撮影もしてみようかと思っている方の入門マイクとして定番的商品、ゼンハイザーMKE200。
以前ZOOM H1 Essentialというハンディレコーダーを購入して簡単なレビューを書きましたが、その時にMKE200も購入していたのでレビューとなります。
個人的には音質があまり納得いかず満足できませんでした。厳密にはできていませんが(初心者のため)、FUJIFILM X-S10やLUMIX S5の内蔵マイクとの比較と、価格も近いZOOM H1 Essentialとの比較を載せてみます。
ゼンハイザー MKE200 レビュー
- スタイリッシュで無駄のないコンパクト設計
- ウインドスクリーンと内部のショックマウントの組み合わせで操作時のノイズを極限にまで削減
- 汎用性の高い標準コールドシューマウント
- 重量(g)48g
- 最大音圧レベル120 dB
こんな感じで結構付属品がしっかり入ってます。ウインドスクリーン(風防)まで付属しているのは結構嬉しいですね。
カメラ(LUMIX S5)にセットすると
このような感じ。コンパクトなのがあまり威圧感がありすぎず良い感じですね。デザイン的にもスタイリッシュで、一体感があります。
それに、マイクが手前に出っ張らない為、ファインダーの邪魔にもなりません。ZOOM H1 Essentialはシュー取り付け位置をずらしてくれるようなアダプターでないと、ファインダーに干渉してしまいました。
音声比較してみた
MKE200(FUJIFILM X-S10に接続)と同カメラの内蔵マイクで比較
ゲイン調整とかもきっちりやっていないことやマイクの指向性の違いなどもあり全然厳密な比較ではないのは恐縮ですが、個人的にはX-S10のマイクの方が圧倒的に綺麗に感じました。音の艶感や細かい音も拾っている上、音にも厚みがあります。
MKE200(FUJIFILM X-S10に接続)とLUMIX S5 内蔵マイクで比較
MKE200(FUJIFILM X-S10に接続)とZOOM H1 Essentialで比較
ZOOM H1 Essentialは少しボリュームが大きいので注意してください。
こちらのマイク(H1 Essentialはハンディレコーダーですが)は価格帯も近いこともあり、購入の候補に上がる方もいるのではないでしょうか。
まとめ
音の好みもあるので一概に言えませんが、個人的には手持ちのカメラと比較すると内蔵マイクの方が音が良いように感じてしまいました。特に最近のカメラは動画撮影を想定してマイクのクオリティも上昇傾向にあるのかもしれません。
ですが、昔のカメラやスマートフォンと比べると音質は良い(最近のiPhoneのマイクは良いかもしれませんが)と思います。そして何よりウインドスクリーン(風防)が使えるので、風切り音は内蔵マイクに比べると圧倒的に対策しやすいです。