最近、ナノバブル、またはウルトラファインバブル等の水に気泡を付与することで水の能力を上げる技術が話題になってますよね〜。有名どころでも東芝が洗濯機に採用したり、JAXAがナノバブル技術による飲料水保存の研究をするなど一定の信頼度はありそうな技術です。
私も以前より知っていて気にはなっていたものの、なかなか踏ん切りがつかなかったナノバブル(ウルトラファインバブル)関係の商品なのですが、今回
- シャワー
- 台所用浄水器(ちょっと特殊かも)
- 洗濯機
の3箇所を変えてみました。
その結果、髪質と頭皮の改善、洗濯物の洗い上がりやわらかさ、料理の味の向上や水の美味しさなど個人的にはかなり良い変化を感じました。
ちなみにですが、ナノバブルとウルトラファインバブルは商標登録の関係で名称が違うだけで、技術的には同じ物らしいです。
そもそもナノバブル(ウルトラファインバブル)ってどんな仕組み？
上記画像は私が購入した日本電興のパッケージ裏の写真ですが、そこに記載してある通り、水が発生キット内部を通る際に水流を旋回させ気泡を発生させるようです。メーカーにより多少仕組みの違いはあると思いますが。その気泡というのが「ナノバブル(ウルトラファインバブル)」と呼ばれるもののようで、ナノバブルは表面にマイナスの電荷（マイナスイオン）を帯びるようです。そのため皮脂や汚れなどのプラスの電荷（プラスイオン）を引きつけ洗浄する効果があるとのこと。
また、縮小に対しても静電気的な反発力を持つようで、ナノバブルは長い間持続(数カ月以上)ということもわかっているようです(一部JAXAホームページより)。
詳しく知りたい方は商品のメーカーホームページやJAXAのホームページ「ナノバブル技術による飲料水保存」を見るのをおすすめします。
日本電興 ナノバブル発生キット シャワーヘッド用(台所浄水器もこれを利用)
シャワーヘッドは日本電興のアダプターを選びました。選定のポイントとしては、ナノバブルの発生量が多かった(1ミリリットルあたり役6660万個の92.7nmサイズのナノバブル)という事です。
シャワーヘッドをナノバブル(ウルトラファインバブル)化
シャワーヘッドはめちゃくちゃ簡単で、ただヘッドを回してホース部分と分離させ、その間に(写真2枚目)アダプターをかませるだけです。問題なく取り付けできました。
ちなみにシャワーヘッドは東レのトレビーノという塩素除去の浄水シャワーヘッドを使っていますが、こちらに問題なく取り付けできました。トレビーノは本体も比較的安いですし、活性炭方式の除去カートリッジで亜硫酸カルシウム方式に比べると長持ちしてコスパいいです。実際に塩素除去モードに切り替えると湯気からもカルキ臭が消えます。
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シャワーヘッド取り付け後の感想
ナノバブル化した後、シャワーを使った初日に私は効果を感じました。髪の毛が柔らかくなり、同時にコシが出たような実感がありました。手触りが明らかに変わりました。家族も同様の効果を実感したとのことです。
頭皮も清涼感が増した感があり、いつものお風呂上がりより一枚”まく”が取れたような感じもあり、明らかなさっぱり感を感じました。
浄水器をナノバブル(ウルトラファインバブル)化
そして、台所浄水器用も同じこの製品(シャワーヘッド用)を選びました。え？使えるの？と思われる方もいるかもしれませんので解説させていただくと、私の自宅では台所の流しの水道から浄水器へ接続する蛇口部分(水をもらっている部分)がG1/2(PJ1/2)という規格のネジサイズになっていまして、シャワーヘッドの接続のサイズも基本がG1/2(PJ1/2)になっていて同じなんですね。
だからシャワー用のものが使えるんじゃないのか？と思ったわけです。シャワー用といっても水を流して経路の途中でナノバブル化する仕組みは同じと思われますので。それが結果的には大成功でした。
ただし一つだけ注意が必要で、そのままだと水漏れするので、蛇口側にパッキンを入れてあげる必要がありました。パッキンはホームセンターで水道接続用としてどこでも売ってると思います。
こんな感じで浄水器へ接続する蛇口部分へアダプターをかませて取り付けしました。
浄水器へナノバブル取り付け後の感想
ナノバブルアダプターを使用した水はめっちゃうまい！！でした。いや、これまでも浄水器を通しているので、カルキ臭とかは取れていて、まあまあ美味い水になっていると思っていたのですが、全然変わります。こういうオーバーな表現は本当？って思われそうですが、私の体感としてはまじで変わりました。
水の味の向上
まず不思議なのはこれまでの普通の水だとコップ1杯一気飲みするのは苦しくなって、それ以上は飲もうと思わなかったですし、それが普通だと思っていて、水分を体が満足に摂ったんだ、と思っていたのですが、ナノバブル化した水は1杯飲み干しても全然苦しくならないんですよ！今までの自分からすると信じられないくらい何杯でも飲めてしまいますし、苦しくならずにごくごくと何杯でも飲めるほどです。
そして何よりまず口当たりが柔らかく美味いです。
まるで魚が酸素たっぷりの水に喜んでいるような感覚です(笑)。
料理の味の向上
料理においても、ナノバブルの効果は感じられました。お米を炊くと、その食感と甘みが一段と増し、ご飯そのものがより美味しく感じられます（褒めすぎ？）。また、乾麺やスープを作る際に使用した水は、食材との相性が良くなり、全体的な味わいが深まりました。
本当に変えた初日にはっきりと違いを私は感じ取れましたが、多少感覚には個人差はあると思います。
SANEI 洗濯機送り座水栓 ウルトラファインバブル発生 90°開閉 スリムタイプ 安全装置付き PY1433T6V(Y1433T6V)
洗濯機用はSANEIの水栓から取り替えるタイプのものにしました。
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洗濯機の給水口に直接取り付けるタイプが一番売れていて一般的です。SANEIにもそのタイプの物もラインナップにあるのですが、選ばなかった理由としては、金属製ということです。SANEIに限らず多くのメーカーの製品が金属でできているんですよね。そのため、洗濯機側の給水口ネジを痛めてしまいそうなのが1番の理由と、水栓元から取り替えた方が万が一の水漏れとかも起きにくいかなと思ったからです。
ちなみに給水口に取り付けるタイプというのはこういった感じのです。
ポチップ
給水口タイプの物でも、他の洗濯革命という商品もあって、そちらはプラスチック(樹脂)で出来ていて洗濯機側ネジを傷つけるおそれもなく良さそうなのですが、Amazon内のレビューや検索で出てくるレビュー記事などを拝見している限り、プラスチックのせいでアダプター本体が割れてしまって水漏れになってしまったという話が見受けられました。
洗濯機の水漏れはかなり面倒な事になるので割れる可能性があるのはちょっとな〜と思い水栓元から取り付けタイプの商品を選んでます。
洗濯機をナノバブル(ウルトラファインバブル)化
このような感じで洗濯機の水栓を取り替えました。意外と簡単にできるのですが自己判断でお願いいたします。洗濯機水栓の取り替えは元栓を閉めて、後は壁から出ている水栓をモンキーレンチ等で掴んで回すだけです。外したネジ穴にはシールテープという水漏れ防止のテープの残りがある場合が多いので綺麗に取り除きます。
取り付け時は水漏れ防止のため新しい水栓のネジにシールテープを必ず巻きます。シールテープはホームセンター等で100円〜200円程度で売っています。
詳しくは「洗濯水栓 取り替え」などで調べると解説してくださっているサイトが出てきます。
洗濯機へナノバブル(ウルトラファインバブル)取り付け後の感想
洗濯機もナノバブル(ウルトラファインバブル)化してみた感想ですが、こちらもまず洗濯物を取り出した時の手触りからなんか柔らかい！と感じました。
洗濯物を干して乾燥後もやはり以前より生地がやわらかく、かつさっぱり洗い上がっているような感じがあります。飲み水とかと比べてもより感覚的な表現になってしまうのですが、そんな感じを受けました。
実際にSANEI公式サイトにも余分な皮脂をウルトラファインバブルが浸透して落とすとありますが、実感としてもそんな感じです。
また、記事の最初にリンクを貼りましたがJAXAがナノバブルを真菌への対策として研究を進めていることからもわかるように抗菌作用があるようです。まだこれはナノバブルのおかげかわかりませんが、生乾き臭が減った気がしています。
服は生地の奥の奥の繊維まで考えると恐ろしいぐらい複雑ですが、ナノバブル(ウルトラファインバブル)を使うことでより綺麗に服を維持できると思いました。
まとめ
結果的に私としては変えて大満足です。どの交換場所にしても効果を実感できています。ナノバブル自体に殺菌効果があるというのは水を使うどんな場所に置いてもメリットがあります。そして何より水や料理が美味しい(笑)
ポチップ
