Aer Pro Sling レビュー 丁度良いサイズ感でお気に入りのバッグ

バッグって用途に合わせて色々ほしくなりますよね。

私、Aerのバッグが好きでして、いくつか持っています。

Aerのバッグの中でも比較的最近（2023年時点）に発売された「Aer Pro Sling」を購入してみたのでレビューしてみます。

Aer Pro Sling を買った理由は丁度良いサイズ感

Aerのバッグはこれまで、Aer Tech Sling（初代と2）、Aer Day Sling 2などを使用しておりました。Tech Slingはバッグ自体もボディバッグにしては大きいので、ミラーレスカメラ本体（レンズ装着済み）や追加レンズなどそこそこの荷物を持ち運びたい時に使っていました。

しかしTech Slingは上記したようにボディバッグとしては大きい。。。

ミラーレスカメラと小さめのレンズと財布程度を気軽に持ち運べるバッグはないかなーと探しておりました。

そこでDay Sling 2を試してみるととこれが意外と荷物が入らない。固い生地の上、マチがあまりないためコンデジもしくは小さめのミラーレスと単焦点レンズ程度なら入りますが、財布などの荷物を入れると結構きつい。

なのでTech SlingとDay Sling 2の中間に位置するようないいバッグを探していたのですが、Aerから新しくでたAer Pro Sling。こちらが、探していた通りの丁度いいお気に入りのバッグとなりました。

Aer Pro Slingの外観をレビュー

こちらのPro Slingは最近新たに作られたシリーズ「Pro Collection」というラインナップの中のAer Pro Slingですが、Aerらしいミニマムなデザインとなっております。

底面部分が特徴的なデザインとなっていてこの構造のおかげなのか？地面に置いてみると自立します。

Pro Sling 使用感レビュー

スタイリッシュなデザインながらも容量に余裕があり使いやすい

Aerといえば今までCORDURAの1680D（デニール）のバリスティックナイロンを使用した強靭なバッグが特徴的でした。

しかし今回の新たに新設されたPro シリーズはCORDURAの840D CORDURA リサイクルナイロンを採用しています。私の感覚だと1680Dのバリスティックナイロンより生地の厚みや硬さが少し劣るものの感じはあります。とはいえしっかりした生地で丈夫さはありつつ、柔らかい素材になっていて物を入れても柔軟性があり（マチがある）軽量で使いやすいバッグだと思います。

Aer Day Sling 2 と比較

上記はAer Day Sling 2 に同じカメラ（GX7MK2）を入れてみたのですが、Pro Slingと比べるとかなりギリギリです。コンデジも入れるのは少しキツく、上記画像で手前側のポケットに財布やキーケースなどを入れると全く余裕はありません。

Aer Pro Slingは上記画像の状態でもマチや上部にはまだまだ余裕があります。

ポケットが多い

Aerといえばポケットの多さですが、Pro Slingもメインポケット以外にポケットはたくさんあり財布や鍵など種類に分けてしまっておくこともでき、とても使いやすいです。

ベルトが取り外せるため、バッグインバッグやガジェットポーチとして使用可能

Aer Pro Sling特有の機能で個人的に好きなポイントとして、ベルトがクリップになっているため、取り外すことができます。なので、ベルトを外してガジェットポーチやバッグインバッグとしても使えるバッグなのです。

ベルト調節はDリングを引っ張るだけ

Aerはだいたい同じですが、Pro SlingもDリングを引っ張りあげるだけでベルト調整が可能です

Aer Day Sling 2のベルトと比較するとPro Sling のベルトは少し細めになっている。細いため重い荷物を入れていると安定感など気になるかもしれないが個人的には使っていて不快感などはあまり感じていません。むしろバッグインバッグで利用する際もベルトが取り回しやすくて良いと感じています。

気になるところ

生地の厚みやしっかり感はこれまでのコーデュラバリスティックナイロンより劣る

上記でもお伝えしましたがAer Day Sling 2含むAerがこれまで発売している多くのバッグは1680D　コーデュラバリスティックナイロンという頑丈な生地を採用していましたが今回のProシリーズは840Dの少し比較すると柔らかめのリサイクルナイロン生地を採用しています。やはりバリスティックナイロンと比べると少し生地の強度は落ちる印象です。

コーデュラバリスティックナイロンと比較すると生地が汚れや水分を弾きにくい

バリスティックナイロンは水分やアイスクリームみたいなものも弾く撥水性があり汚れが付着しづらい印象でしたが、840Dのリサイクルナイロンは水分を弾くというより吸収してしまう感じがあります。また、擦れることで汚れがついたりすることもあり、バリスティックナイロンでは弾いていたような汚れも付着しやすい印象です。ただし拭けば割と簡単に綺麗になります。

まとめ Aer Pro Slingは色々丁度いいバッグ

上記したような気になる点もありますが、あえてこの軽量さと柔軟さのためにバリスティックナイロンと引き換えに設計されたバッグだと感じました。荷物が収まりやすく、とても使いやすいバッグで私的にはおすすめのバッグです。